お手入れをすることで美しい経年変化に仕上がります

天然木は育った環境により、木の1本1本が違った風合いを持ち木目や色の個性もさまざまです。 そして歳月の経過に伴い、木目の表情が味わい深くなり色味が変化していきます。 天然木は、時間と共に愛着の湧く「経年変化」を感じること…

天然木は育った環境により、木の1本1本が違った風合いを持ち木目や色の個性もさまざまです。
そして歳月の経過に伴い、木目の表情が味わい深くなり色味が変化していきます。
天然木は、時間と共に愛着の湧く「経年変化」を感じることができます。

 

 

今回ご紹介するのは、約5年間使用したチェアです。

様々な要因により変色が生じますが、最も大きな要因は“光”と言われています。

直射日光に当たることはなくても、紫外線などの影響で光を吸収して時間の経過とともに木材の色が変化します。

<左写真>5年使用したチェア              <右写真>新しいチェア

 

 

並べて見比べると、色の違いが分かります。

 

木の家具の美しい経年変化を楽しむには、普段のメンテナンスが必要です。
正しくメンテナンスすることで、味わい深い風合いがでます。

 

 

~~ メンテナンス方法~~

 

◆ 日常のお掃除は、乾拭きで。

木の家具のメンテナンスの基本は、乾拭きです。
乾いた布で、汚れ・水分を拭きあげましょう。

どうしても水拭きをするときは、固く絞った布で拭きます。
水拭きをした後は、乾拭きを忘れずにしましょう。

◆ 中性洗剤を使うときは、100倍程度に薄めて。

指紋や油汚れを取るときは洗剤が便利です。
しかし洗剤は木の家具にダメージを与えてしまうので、ご使用の際には注意が必要です。

使用する洗剤は中性洗剤で、100倍に薄めて使用しましょう。
濃度が濃かったり、洗剤の種類が合わなかったりすると、シミになる可能性があります。
まずは目立たないところで少し試してから使ってみて下さい。

 

◆ オイル塗装で、経年変化を美しく。

木の家具の美しい経年変化を楽しむポイントは、オイル塗装にあります。

オイル塗装をすることで、小さな傷や子供の落書きでさえも、美しい経年変化として味わい深い風合いに仕上げることができます。

オイル塗装する前に、傷や汚れをサンドペーパーで軽くこすっておけば、より美しく仕上げることができます。

(※オイル塗装によるメンテナンスは、残念ながらオイル塗装ではない塗装(ウレタン塗装、ラッカー塗装など)の家具には使えませんので、ご注意下さい。)

木の家具の魅力は暖かいデザインだけではありません。
使い込むほどに味がでる経年変化にこそ、木の家具の魅力がつまっているのだと思います。

 

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